突然ですが、うちのむぎ(1歳♀ポメラニアン)です。
普段私や旦那が家にいる時は基本放し飼いなんですが、やっぱりヤンチャで凄く走り回るんですよね。
脚の関節があまり強い子ではないとお医者さんに言われたのもあり、むぎが遊ぶ空間にカーペットを敷いたのですが、これが長い闘いの始まり。
犬のカーペット問題で頭を悩ませている方は、是非最後まで読んでみてください。
同時に犬と上手にお付き合いする上で押さえておきたいトイレトレーニングやストレスなくお留守番させる方法についても紹介しているので、気になる方は併せて読んでみてくださいね。
犬がどれ位カーペットを噛むかを確かめよう
最初に言っておくと、私はむぎとの戦いを制するまで、カーペットを4回買い換えました。
目の前に人がいる時はやらないのですが、ちょっと外出している合間や寝ている間にピカピカのカーペットが悲惨なことになり、目覚めて膝から崩れ落ちた経験もあります。
やや過敏になりすぎなのかもしれませんが、カーペットをかじる=体に悪い繊維を万が一うっかり食べたら・・・と思うとやはり安心して就寝も外出も出来ません。
犬用カーペットは本当に種類が豊富なので、私が購入したカーペットを種類別に紹介し、ついでにうちのむぎにかかるとどうなったかをありのままに書いていきます。
カーペットの噛み癖は、躾でなおる場合もあります。
うちも3か月はしつけ本で頑張ったのですが全く改善されなかったので、「噛んでも面白くないカーペット探し」をする事を選びました。
カーペットの性能を批判しているわけでは全くないので、わんちゃんに合わせたカーペット選びをしてあげて下さいね(噛まない子なら選択肢は無限大だと思います!)
タイルカーペット
正方形のタイルを1枚ずつ床に貼り(接着剤不要)お洒落に床を彩どる、犬を飼っている人にとても人気なカーペットです。
汚れてもその一面だけを剥がして洗濯出来るのがとても便利と評判を耳にし、むぎを迎え入れたと同時にブラウンとベージュのタイルを50枚も購入しました!
その結果と対策
人間が簡単に付け剥がしできる=犬も簡単に付け剥がしが出来るということなんです。
確かに掃除は簡単でしたが、むぎがカーペットをはがすという行為に夢中になってしまい、何度叱って褒めてを繰り返しても結局はがしまくって遊んでいました。
最初は見つけるたびに直していたのですが、しまいにタイル裏面のゴムの部分を齧り始めたので撤去を決意。
今や廊下のカーペットとして足裏を優しく包み込んでくれる存在になっています。
クッションフロアラグマット
犬の足腰に優しい、弾力性あるソフトな手触りでこれまた人気の高いカーペットです。
大判サイズでも比較的安い値段で購入出来るので、(お家のわんちゃんが噛まないなら)とてもオススメです!
防音性、撥水性にも優れていて、汚れた所は濡れタオルで拭くだけとお手入れはとても楽な優れもの。
その結果と対策
柔らかい素材ゆえか3日持たず噛んで穴が開きました・・・気に入ってたのに!
流石に数日で5000円強のカーペットがダメにされたのか、色々ネットで情報を調べ始める事に。
結果、どうやら犬はアクションを加えて変化するものを楽しい!と思う傾向にあるようです。
- タイル
噛んだらビリっと剥がせる=なんか面白い!
- クッション
噛んだら中から柔らかい綿が出てくる!=とっても面白い!
・・・ということですね。
もういっそ噛む事は前提に、「噛んでも何も面白くない」というカーペットを敷く必要がある事にここで気が付きました。
ビニールマット
次に選んだのがペットショップなどでも購入可能なビニールマット。
強度もしっかりしており、クッションマット程ではありませんが、消臭効果が高くお掃除は濡れ雑巾で簡単に済ませる事が出来ます。
1枚物のため噛んでも何も出てこない、引っ掻いてもツルツルしているので傷がつかない、犬にとっては「全然面白くない」カーペットだと思います。
これで完全勝利だ・・・!と思っていたのですが、悲しいかな当時どれだけ探しても縦のサイズが90センチ固定の物しか売っておらず(横はいくらでも調整可能!)部屋の間取りのサイズが足りず、2枚買って重ねて置く事に。
その結果と対策
これはカーペットを2枚重ねた私が悪いんですが、目ざとく重ねた所を噛んで剥がす・・・という遊びを覚え、挙句噛み破るという鬼畜の所業に出たので撤去。
尚且つトイレなど限られたスペースに設置するならば良いのですが、床前面にひくとつるつる滑って走り難そう。
ここらへんになってくると、もはや買い替えることに抵抗がなくなりました。慣れってすごい。
防菌・防臭付きの無地カーペット
そうしてついに行き着いたのが、こちらのカーペットです。
普通のカーペットやん!と思われるかもしれません、そうです、リビングのインテリアとしても普通に使えるタイプのものです。
ただこちらのカーペットは犬を飼っている人にとてもオススメで、おしっこの臭いを素早く吸収してくれるといった防臭、そして抗菌効果のついた珍しいタイプの商品です。
カーペットの毛足が短く硬いので噛んでも繊維が千切れないのか食べるという事もありませんし、強度も硬いので今までのは何だったんだ!?という位むぎが一切興味を示さなくなりました。
お手入れだけで言えば確かに面倒くさい、手間はかかるかもしれませんが、メンタル面を考えると私はとてつもなく満足しています。
犬のカーペットへのご執心にお困りの方は、ぜひぜひこのカーペットに買い替えてみて下さい。外出が怖くなりなります!
上記商品では効果がないわんちゃんにおすすめ
むぎは上記でご紹介したカーペットで何とか乗り越えましたが、それでも穴を開ける猛者もいるとブログを読んで下さったお友達から教えて貰いました。
思い返せばこの格闘から既に5年が経過しておりますが、折角ですので現在床堀り名人と化したむぎが愛用しているラグをここで改めて紹介しておきます。
帰ってきたタイルカーペット
これは噛んでもマジで頑丈なのでほつれない上に、撥水加工もされているのでうっかり粗相も怖くない!
時には犬の習性に合わせたインテリアを検討する事も大事
犬をしつける事はとても大事な事です。
ただ1つ1つの細かい事まで人間が生きやすいように躾けていては、いちいちイライラしてしまい、可愛いわんちゃんと接する時間が楽しくない物になってしまいます。
私もこのカーペットの件に関しては、家に帰ってはがっくり、目が覚めてはがっくり、で、むぎに優しく出来ない時期があった気がします。
繰り返すようですが、犬を躾する事はとても大事です。
でも耐えず怒り続けるよりは、思い切って「犬が物理的に悪戯出来ないもの」に変えてしまう!というのも1つの手段なのかもしれませんよ。
これからも楽しく、試行錯誤を繰り返しながらわんちゃんと一緒に暮らしていきましょう!