犬は何時間お留守番できるの?ストレスフリーなお留守番のさせ方を紹介

犬のお留守番

こんにちは、ちいこです😃

そして我が家のむぎです。
散歩途中のポメラニアンの飼い主さんから「チワワですか?」と聞かれます。ポメラニアンです。

突然ですが、愛犬家の皆さんは日常どれくらいわんちゃんにお留守番させていますか?
家庭によって生活スタイルは色々だと思うので、基本は一緒に居られる方から、私のように家を空けなければならずわんちゃんに日常的にお留守番して貰う方まで幅広くいらっしゃると思います。

私も好きでお留守番させているわけではないのですが、テレワークが出来ないお仕事をしているため、平日は8時間ほどむぎが一人でお留守番する時間があります誤解なきように言っておくと、その分毎日お散歩に行ったり、休日めいっぱい一緒に過ごす時間を作ってます!

今回は、そんな私と同じく犬をお留守番させなければいけない環境にいる方、あるいは犬を飼いたいけれどお留守番させることに抵抗・不安がある方必見!犬は何時間一人でお留守番が出来るの?という純粋な疑問から、私がむぎをお留守番させる際に心がけていること、お留守番トレーニングの仕方まで赤裸々に紹介していますので、気になった方はぜひ読んでみてください。

目次

犬って、長時間一人でお留守番して平気なの?

「お留守番している間ずっと鳴き続けているかも」「TikTokで見たわんちゃんのように、ずっと寂しそうに扉の前で待っているんじゃ…」「不安分離症になってしまうのでは?」など、犬をお留守番させることに不安を持っていらっしゃる方は多いと思います。

でもこれは人間に置き換えてみても同じことで、私達だって今までずっと誰かが傍に居てくれたのにいきなり一人で取り残されたら不安や寂しさを感じませんか?犬と人間は違うじゃん!と思われるかもしれませんが、本質は同じです。それは決してスピリチュアル的な意味ではなく、犬だって人間と同じように寂しさや恐怖、そして嬉しさを感じる生き物だから🐶

また犬が何故お留守番を嫌がるかの理由について、それはもちろん寂しいという気持ちもあるかもしれませんが、飼い主がこのまま帰ってこないかもしれない=自分はこれから生きていけないのでは!?」という野性的な本能による不安に襲われるからだと言われています。

……ということはつまり!私達がお母さんは買い物に行っていて数時間したら帰ってくることが分かれば安心するように、待っていればい飼い主は帰ってくる、ということさえわんちゃんが理解できれば、しっかりとお留守番ができるという事です。

結論、犬もお留守番できる環境とお留守番トレーニングさえしてあげれば、日常的にお留守番は可能!だと私は考えています。

注意
わんちゃんも性格はそれぞれで、中には極端に「お留守番」が苦手であったり、過度に寂しがり屋な子も存在します。

中にはお留守番のストレスから不安分離症という病気になってしまう子もいるので、初めこそペットカメラを設置し様子を適時見守ることを強くおすすめします!また仮に不安分離症になってしまっても「トレーニングで治る」と言われていますので、あまり不安に考えすぎず焦らずトレーニングしていきましょう。

お留守番中も快適に過ごせる環境を整える

お留守番の環境は基本、「お留守番させる時間」によって必要なものが変わってきます。

例えば午前中だけ、などお留守番の時間が比較的短いのであれば、ベッド、綺麗なお水とトイレが自由にできるわんちゃん用スペースで待たせるだけでも十分です。
クレートトレーニングをしているのであればクレートの中で待たせる方が落ち着く場合もありますが、クレートにいれられている間、わんちゃんはお水も飲めなければトイレもできません。お留守番が長時間になるリスクが少しでもあるならば、クレートにいれる事はおすすめしません。

私の場合、お留守番が長時間になることが多いので、お水に加えて厚めのトイレシーツを2枚(10回まで吸水できるもの)ペットカメラと自動のフードマシーンの3つをプラスして常備しています。

今まではAmazonで購入したお安い見守りカメラを使用していたのですが、どれだけ置き場所を工夫しても生まれるカメラの死角に行かれると絶妙に姿が見えない事が多々💦これじゃあ見守っている意味がない!ということで、色々調べて購入したのがこちら。

ファーボのペットカメラ

ファーボというメーカーのペットカメラなのですが、カメラが360度回転してくれるので、お部屋の真ん中あたりに置いておけばどこからでもわんちゃんの姿を拝むことが出来るんです!しかも遠隔なのにびびるほど高画質!
何よりすごいのがこのカメラには自動追尾機能がついているので、動き回っている愛犬の姿を勝手に追ってくれます!ついでにうっかり電気をつけ忘れた日でも、自動で暗視モードに切り替わってくれむぎの姿が拝めたのは本当に助かりました。

またこのペットカメラ、遠隔操作でおかしが飛び出す機能が搭載されています。……が、食にがめついまるでむぎのようなわんちゃんの場合、お菓子を自力で出そうとカメラに犬パンチを仕掛けようとするので、私は使用していません。慎ましやかなわんちゃんであれば、わあ、ご褒美!ときっと喜んでくれることでしょう。

公式サイトはこちらから飛べるので、興味ある方はチェックしてみてください。

お留守番トレーニングのやりかた

では早速実践編、私が実際に実践したお留守番トレーニングの流れをご紹介していきます!

STEP
犬用スペースを用意

我が家ではペット用ベッドやトイレ、お水やペットカメラを入れたペット用空間を準備します。部屋に自由にさせるのも良いと思いますが、誤食や家具家電を噛む悪戯対策にも、お留守番初心者の間はサークルなどに入れることをおすすめします。

STEP
コマンドを犬に伝える

「”お仕事”だよ」「”お出かけ”してくるね」など、お留守番コマンドを決めて犬に伝えるようにしましょう。我が家では「お仕事」で統一しています。

STEP
外に出る

まずは5分、犬がどれだけ鳴いても心を鬼にして玄関外で5分待機します。

STEP
鳴きやんだタイミングで部屋に戻る

5分経ったらそっと玄関に入り、犬が鳴きやんだタイミングで部屋へ戻りましょう。

やることはこれだけ。

このお留守番トレーニング時ですが、特に最初は一匹になったストレスから悪戯をしたり物を破壊したり、普段は失敗しない粗相をする場合があるので、出来ればトレイ付きのトイレ(シーツに悪戯できないトイレ)など誤飲の心配がないケージの中など、犬が悪戯するものがない空間から始める事をおすすめします。

また5分というと短く感じるかもしれませんが、今までほとんどお留守番したことがないわんちゃんの場合、たった5分であっても死活問題。必死に鳴いてなんでなんで!と抗議してくる可能性があります。真面目にくっそ心痛いと思いますがここは我慢、5分が成功したら次は15分、そして30分に、それが出来たら1時間、次に2時間、とお留守番させる時間を段階を踏みながら刻んでいくことで、お留守番することに慣れてくれるようになります。

名付けて「最初は寂しかったけれど、なんか知らんうちにアイツ帰ってくるやん」作戦。ネーミングセンスはどうかと思いますが、慣れてくれるとコマンドを聞くだけで「ハイハイ、いつものやつね」と見向きもせず待ってくれるようになります。

注意
鳴いている時に犬の前に戻ってしまう事を繰り返すと、鳴きさえすれば飼い主は戻ってきてくれる!と誤った学習してしまいます。
お出かけしている最中に酷く鳴いてしまう子になるので、お留守番の躾から戻る時は、必ず鳴き止んで静かにしているタイミングでそっと戻りましょう。

子犬の頃から「お留守番」には慣らしておくと良い

もちろん今までずっと一緒に居られたけれど、大きくなってから環境が変わってお留守番をさせてしまうことになった、という場合でも大丈夫!むぎもそうでしたし、あくまで早いうちにやっておいた方が良いよ、というだけなので今からやるでも全然遅くありません。

これは仮にお留守番を基本させないというご家庭でも、やっておくといざという時に愛犬に寂しい思いをさせなくなります。
今までずっと一緒にいてくれたのにいきなりお留守番の日々を送らせる、これが最も犬にストレスを与えてしまうことを覚えておいてください。

重複になりますが、お留守番させるポイントは3つ!人間にとっても最初は後ろ髪引かれる思いをするかもしれませんが、ぐっと我慢して頑張りましょう!

  • いきなり長時間はNG!5分単位からお留守番させる時間を徐々に増やしていく。
  • 取り残されて犬が鳴いている間は戻らない、鳴き止んでからそっと姿を現す。
  • 犬のテンションがフルマックスの状態でも動じない、短く静かに褒める。

むぎをトレーニングした時の様子と結果

むぎの場合は、お迎えしてから数カ月は(当たり前と言えばそうですが)お留守番経験のない子だったので、初めは誰も居ない1匹のみの空間にして私が別室に移動しました。それだけでも悲痛な声できゅんきゅん鳴いていたのでとんでもなく心が痛かったです。

しかしこれを繰り返すと流石に学習するのか、別室に行ったくらいじゃ動じないメンタルにむぎもなってくる上に多分匂いでわかるようになるんでしょうね、そうなったら次はいざ外へ!

最初は本当に外に出て玄関の前で5分、15分、マンションの周りをぐるぐる回って30分、ご近所から見ればだいぶ不審者に見られそうですがお留守番する時間を増やしていきました。家に戻った時も最初は「寂しかったよ寂しかったよおお!」といった感じでしたが、抱きしめたい気持ちをぐうっと我慢。むぎが落ち着いたタイミングを待ってからめいっぱい撫でて、おやつも沢山あげました。

お留守番しても飼い主は絶対帰ってくるし、良い子に待っていたら良いことがあるんだ!ということをとにかく理解させれば、1時間あたりから静かに待ってくれるようになった気がします。

ポメラニアン

我が家はコマンドを「お仕事」で統一しているのですが、朝に私が出かけるまで遊ぼう!と誘っても布団にもぐってでてきません。見送ってもくれません。眠いらしい。
最早お仕事に行くことを言う前に悟っているご様子で、時々私のほうが寂しくなってペットカメラで覗いているのですが、だいたい毛布の上でへそ天して眠っています。

誤解していただきたくないのは、犬を飼っていたって気にせず好き勝手お出かけしよう!と言っているわけではないということ。
犬は大事な家族という事は変わらないので、人間と犬が快適に共存しながら日常を過ごすためのアドバイスとして受け取っていただけると嬉しいです!

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